将来の負担を軽くする~メンテナンスしやすい住まいの考え方
こんにちは!高市総理になって、なにか停滞していた日本が色んな意味で動き出しそう。。。と感じている、株式会社小澤工務店 代表取締役の 小澤雅志 です
(≧◇≦)
とりあえず物価おさえて、ついでに消費税も3年限定でもいいから、5%くらいさがらないかなあ(* ・・*) などと、甘いことを考えてしまいますw
さて
40代を過ぎると、「この先も気持ちよく住み続けたい。できれば手入れはラクに。」----そんなご相談が一気に増えてきます。
今日は、専門的な視点と現場で培った実感を交えながら、くどくならない範囲で(苦笑)
"読み終えたらすぐに役立つ"ポイントだけをギュッとまとめました。
まずは結論:カギは「素材」「掃除動線」「点検のしやすさ」
素材選びで劣化スピードを抑える
掃除しやすい動線と納まりで日々の手間を減らす
点検・交換がしやすい配置で将来の出費を最小化
この3つをおさえるだけで、10年後のラクさがまるで違います。
① 外壁・屋根:耐久と「目地の少なさ」が効きます
福井は雪や湿気の影響が大きい地域。外装は"長持ち設計"が基本です。
高耐久ガルバリウム鋼板は有力候補
コーキングを多用しない納まり(シーリング負担を減らす)
屋根形状はシンプルに。雨仕舞い・雪止め・樋の計画を丁寧に
樋は詰まりにくい納まりと点検しやすい位置を
ポイント:10〜15年ごとの大規模メンテ頻度を下げる工夫が、結果的に家計を守ります。
② 水回り:毎日の"小さな手間"をなくす設計
いちばん使う場所こそ、掃除しやすさ重視で。
汚れにくい加工のシンク、排水口一体形状
フチなしトイレ・壁付け水栓で水はね溜まりを減らす
浴室は乾きやすい床・目地が少ない壁パネル・換気計画をセットで
カビ対策は"断熱+換気"が土台。ユニットバスの断熱仕様も要チェック
毎日の拭き取り回数が減ると、清潔さと時間の両方が手に入ります。
③ 収納計画:片付けやすさ=汚れにくさ
出し入れの距離が短い収納は、散らかりにくく掃除もしやすい。
用途別の収納(パントリー・土間収納・ファミクロ)で定位置管理
パントリーは可動棚+通気、玄関土間は濡れ物の仮置きを想定
掃除機・ロボット掃除機の基地を最初から計画
片付けの"迷い"を減らすと、ホコリも湿気も溜まりにくくなります。
④ "将来"のメンテも見据えた細やかな配慮
24時間換気本体・フィルターは手が届く位置へ
エコキュート・分電盤・水栓バルブなど生活インフラは"見える・触れる"配置
段差解消や手すり下地はリフォーム時の"やっててよかった"の代表格
「壊れにくい」に加えて「直しやすい」が、長い目では大きな差になります。
今日決められる"5つのチェック"
外壁は高耐久材+目地を減らす納まりを優先
屋根・樋はシンプル形状と点検性を確保
水回りはフチ・段差・目地を減らす機器を選ぶ
収納は使う場所の近くに、通気と可動棚を
設備・換気・メーター類は手の届く高さにまとめる
最後に:見た目以上に「暮らしがラク」な家へ
「せっかくリフォームしたのに手入れが大変...」とならないよう、
素材・納まり・点検性の三点セットで、"ラクにキレイが続く"住まいを一緒に考えましょう
ヾ( ^ _ ^ )
小澤工務店は、デザインと同じ熱量で維持管理のしやすさまで設計します。
「うちの場合はどうするのが最良?」というところから、気軽にご相談ください。
