性能向上リノベ現場見学勉強会

こんにちは!
高速道路で道を間違えて、思わずひるがの高原まで行ってしまったのですが、あまりに気持ちがよく、たまには間違いもいいものだなーヾ(;´▽`A``と、自分を慰めた代表の小澤です!
(*´∀`*)ノ

なぜ間違えたか、といいますと、先日、岐阜まで『性能向上リノベーション』の現場構造見学勉強会へ行った帰りに寄り道したからです(笑)

さて話を戻します。

昨年からYKKAP主催の『性能向上リノベの会』へ入会し、構造、断熱など、特にリノベーションにおいての要点などの講義を受けています。

新築ももちろん重要ですが、やはり現在問題になっているストック住宅(中古住宅)をどのように

今回はその構造・断熱・そしてリノベーションではなかなか難しい気密にもトライしている、とのことで、見学などの時間は短いのですが、頑張って行ってきました(⌒▽⌒;;

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結論から申し上げますと、いろんな意味で『行ってよかった』です。

平屋の築50年を超える住宅になります。
実家と同じくらいの築年数やな(;゜0゜)

小規模な増築を2回しており、構造的にあまりよろしくないところはリノベの場合は減築したりすることもありますが、
ここもその考え方ですすめているようです。

リノベの場合の"肝"は、やはり『基礎』です。

『基礎』が昔のまま、たとえば鉄筋のないコンクリート基礎の場合、いくら上の木造部分の補強をしても、その効果を発揮できない可能性が高くなります。

リノベーションで大事なのは、やはり事前にしっかりした調査をおこなうことですね。

この調査を『インスペクション』といいます。

ちなみに私、小澤、はこのインスペクションの資格は当然もっております^^


見て率直に感じたことは

『基本、うちがやってることと、変わらない(´・ω・`)。うちがやってることは間違いではないな(゜0゜)。でもこれだけはやったことないわ 。。。』

それはなにか、と言いますと、耐震補強フレーム、です。

これは大きな開口部を補強して耐震性を格段にレベルアップする、まあなんというか必殺技みたいなものですかねー(^_^;

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これです!って、、、、全体取り忘れてます。。。(T_T)

これは基礎をしっかりつくって、その基礎にしっかり緊結することがめっちゃ大事になってきます。

このフレーム、大変高価なものではありますが、リノベだけでなく、新築でも大開口を実現したい!などの場合も大活躍します。

といっても、そこまで求めない場合も多く、採用に至らないケースが多いですね^^;

断熱は今から、ですが、気密工事もされてました。

この黒いテープなどで、隙間をなくしているのですが、リノベーションで一番むずかしいのはこの、『気密』、そして『換気』です。

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ここまでやると、気密測定を実施しても、ある程度の数字は出てくるでしょうね。

ただ、新築のようなわけには、なかなかいかないかもしれません。

2.0cm/m2 きったら、すんごいでしょうけど、そこまでは難しいかな^^;

完成の見学会も予定しているとのことなので、次回はその結果をここにてレポートしたいと思います。

第4回 3つの住宅ローン商品の特徴③固定金利型

こんにちは!
北信越の高校野球のベスト4に、福井県代表の3校すべてが残っている!と今朝わかって、かなり驚いた小澤雅志です
(*´∀`*)ノ

これで来春の選抜は、県代表が、うまくいけば北信越独占?かも^^

心のなかで応援してますー^^


 
さていよいよ最後の住宅ローン商品、③固定金利型の説明になります。 

固定金利は、その名の通りずっと金利が固定され、当たり前ですが月々の返済額が変わりません。
 
 
固定金利のメリットは

・返済額が一生一定で安心
・ライフプランが立てやすい 
 
対して固定金利のデメリットは

・変動金利や固定金利選択型金利に比べ、貸出金利は高くなる
・住宅ローンを借りるための初期費用も余分にかかる
・金利が高い為、返済額を基準に借入れする金額を決める必要もある
→変動や固定金利選択で住宅ローンを組む場合と比べるとマイホーム予算が少なくなることもあります
 
なんかデメリットのほうが多く感じて、イマイチなんでない?(;゜0゜) って思いますよね^^;
 
 
ここで、参考までに固定金利の代表的商品の紹介します。 

住宅金融支援機構が打ち出している『フラット35』。 
固定金利型では、これを選ぶのが、おそらく最善ではないと思います。
一度は聞いたことあるのではないかと。。。。
  
 
 
フラット35の特徴として
・つなぎ融資の手数料以外にも費用がかかる場合もある
・金利に団体信用生命保険料が含まれていないタイプもある
→保険料を別途で支払うケースがあります
・金融機関によって、金利はやはり違う
※普通の銀行は、儲からないので、まず勧めてきません^^;


いかがでしょう
  
3種類の住宅ローンの特徴をお伝えしました。

それぞれがメリットもデメリットも備え持っていることをご理解いただけたと思います。


先日もお伝えしたかもしれませんが、昨今の世界事情、経済事情を考えると、
実はフラット35の選択が、家づくりをするうえで、どうしても外せなくなってきているのかもしれません。

金利は間違いなく上昇していきたがっている。。。

しかし日本は、今はまだ利上げはできない。。。

このジレンマが解消したときに、一気に金利はあがっていくかもしれません。

こういう仕事をしているから、と思われる方もいるかもしれませんが、
家を建てる、もつ、のであれば、金利がこれ以上上がる前に、早めに動くことをおすすめします。


 
これらの特徴を踏まえ、自分に合った住宅ローン選びをすることが『資金計画』では大切です。
  

目先の金利の安さのみで選ぶことは危険です。
住宅ローンは、支払い終わってみるまで、どれが得でどれが損だということが分からないものです。

そのため、損得勘定で選ばず、
ご自身の今の収入や貯金額、今後のライフプランをしっかりと考えて選択していくべきなんです。

 
 
では次回は、今までご紹介した内容を踏まえ、『正しい資金計画のやり方』をお伝えします!
では、また次回の更新をお楽しみに♪

第4回 3つの住宅ローン商品の特徴②固定金利選択型

こんにちは!
愛車のジムニーの4WDランプが点滅していて、四駆にならない!冬やばい!(;゜0゜) と焦っている小澤雅志です
(^_^;

イベント終わったら、メンテナンスしなければ。。。ヾ(;´▽`

さて、今回は
②固定金利選択型について、です。
福井ではなんやかんや、と、一番多く採用されていますが、これからは注意が必要になっていくと思われます。


固定金利選択型金利とは「固定」というワードが入っていますので、
固定金利の仲間のように感じますが、実際のところは変動金利の仲間になります。
   

特徴としては、
・3年、5年、10年など、金利の固定期間や金利設定は銀行によって異なる

・固定期間が短ければ短いほど金利は低い

・当初固定期間だけは低い金利が設定されている
 ※最近は更新の際、条件によっては、当初の優遇が適用される場合もある

・銀行によっては、当初の固定期間が終了すると必然的に変動金利に切り替わるものもあるので注意が必要 

・変動金利と違って、返済額の上限ルールがない。
 
 
一定期間、返済が変わらない点は安心なおですが、固定期間が満了し、再度同じ住宅ローンを選ぼうとした場合、商品の性質上、貸出金利が上昇します。
というか、もともとの金利に戻ってしまう、と言ったほうが正確かもしれません^^;
 
 
 
固定金利選択型金利を選ぶ場合には、下記の点に注意しましょう。
 
 
・固定期間満了後、どういった金利になるのかを理解する
 ※優遇は継続するのかどうか

・一気に返済負担が上がってしまう可能性がある
 
  
これらを踏まえて、 

・自己資金が多く借入金額が少ない
・着実に貯金ができている
・もし金利が上ってしまった時、ある程度まとまったお金を返済出来るような経済的余力がある

このような状況になる人でなければ、実は安易にオススメ出来ないかもしれません。。。
 

期間満了時に、借り換えという選択肢を提案する住宅会社もあります。
しかし、これもよく考えるべきです。
 
 
銀行で住宅ローンを組む場合、必ず団体信用生命保険という生命保険に加入します。
※一部フラット35(全期間固定金利型)は条件によっては付保しなくてもokな場合あり

固定期間満了時において体調面に難が出てしまっている場合、
この保険に加入出来なくなってしまうことがあります。

これ、実はかなり恐ろしいことです。

知り合いの人のご主人が亡くなられて、ローンだけが残ってしまった。。。ということが先日あって、残された家族は大変な債務を抱えていくことになり、生活が一変してしまいました。

なので、本当にそこについては、信頼できる相談相手が必要ですよ。

間違っても『言いなり』にならないよう気をつけてくださいね。
 

以上が、②固定金利選択型金利の特徴になります。


次回は最後の③固定金利型になります。

 
 
 

第4回 3つの住宅ローン商品の特徴①変動金利

こんにちは!朝の5時がかなり真っ暗で、だんだん冬が近づいてきているのが、ちょっとサミシイ小澤雅志です
(´・ω・`)

でも夏のあの暑さはほんとに勘弁!って感じでしたからね^^;

先日お伝えした3つ住宅ローンの種類と特徴について説明していきたいと思います。
 


前回、住宅ローンには大きく分けると3種類にまで縛り込めてしまうことはお伝えしました。
  
①変動金利
②固定金利選択型金利
③固定金利
 
今回から、それらの特徴についてお伝えしていきたいと思います。
 
 
  
①変動金利
 

変動金利の特徴は、なんといっても金利が、今は、安い、低い、です。 

ただし、貸出金利が市場の動向に左右されてしまう為、長期間の返済を考えていくと将来が不安。
最終的に返済する総額が、予想できないですね。。。

 
それでも変動金利はこんな方におすすめです。
  
・自己資金が多く借入金額が少ない方

・金利が上がりそうになった時、まとまったお金を返済出来るような経済的余力がある人 
※ここ、非常に重要な要素です
 
上記の様な方にはとても有利な住宅ローンです。

 
  
逆に、
 
・自己資金が少なく、借入金額が多くなる場合あ
・私は貯金が苦手。。。
  
そういった方にはあまりオススメはしていません。
 
 
◎変動金利の仕組み
 
変動金利の住宅ローンは、半年ごとに金利の見直しがされています。

仮に半年後に金利が上がっても、返済額が連動して上がるということではないです。
 
返済額自体は5年間変わらず、元金と利息の割合が変わります。

ここが結構なクセもの?でしょうか。。。
 

例えば、
 
返済額:¥70,000/月 の場合、

金利上昇前
元金:¥45,000/月 +利息:¥25,000/月
 
金利上昇後
元金:¥35,000/月 +利息:¥35,000/月
  
になっていきます。

 
5年間の月々の返済金額は固定されます。

しかし、金利が上がった場合、利息の割合が増え元金の減りが遅くなってしまうことが最大のデメリットです。

金利が下がるときであれば、変動一択になるんですけどね。。。
  
では5年後、金利が上昇している場合はどうなるか。
月々の返済額が上がります。
 
 
しかし、現在の支払いの1.25倍以上にはならないという制限はあります。
 
例えば、現在の返済が70,000円だとしたら、
どれだけ金利が上がったとしても87,500円以上の返済額にはなりません。
 
 
急に返済がキツくなるわけではないのですが、
元金が全然減らないという状況を招く可能性が高いですね。

変動金利については、目先の「安さ」だけではなく
「かなりの不確定要素がある」を理解しておいてくださいね。
 
次回は②固定金利選択型金利について述べていきたいと思います
<(_ _)>

 

ワークショップ開催決定!

こんにちは!
小澤工務店スタッフの笹岡です。

今年もワークショップ開催決定!
木工DIYやペイントなど、着々と準備しています。

インスタグラムの @とよ工房 では準備中の様子もチェックできますよ。

とよ工房.jpg

開催まであと少し。
みなさまお楽しみに(*^^*)

2022木と暮らしのワークショップ.png

【2022 木と暮らしのワークショップ】
10月23日(日)午前10時~午後4時まで小澤工務店 駐車場にて
木工DIYやアニースローンペイントなどのワークショップ体験、雑貨販売などを予定しています。

DIYなどのワークショップ体験は一部予約制となっているのでご希望の方はこちらからご予約お願いいたします。→ 予約フォーム

その他、詳しい内容は こちら をチェック!

どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
※ご来場の際はマスク着用、手指消毒などのご協力をお願いいたします。

第3回-3 資金計画に失敗する3つの理由。

こんにちは!
なんだかんだ、とラーメン食べたいけど、どこにしようか迷ったら、
最後やっぱり『8番』に落ち着くよなー、と思っている小澤雅志です^^


さて
家づくりにおいて、
もっとも重要な
『資金計画』で
多くの人が間違ってしまう
『住宅ローン選び』。


家づくりにおいて『住宅ローン』は難しい、理解しづらいと捉える人は多いです。

実際、『住宅ローン』は情報量が多いうえ、普段耳にしない単語がたくさんあります。

ですが、ポイントさえしっかり押さえれば、決して難しすぎることはないです。 

きちんと理解していただくためにも、


それでは、まず質問です。

住宅ローンの種類って一体どれくらいあるでしょうか?
下記の中から選んでください。

1.約50種類
2.約500種類
3.約5000種類
4.約50000種類

さあ、どれでしょう^^

・・・(*´Д`)・・・

正解は、

3番です(;゜0゜)

住宅ローンには約5000もの種類があります。

残念ながら、これについてはさすがに私もほとんどを知らないです。。。
Σ( ̄口 ̄;)

その中から自分にピッタリの住宅ローンを1つだけ選ばなくてはいけません。
 
難しそうですよね^^;

ただ、その全てが全く違う商品なのか?と言うとそういうわけでもないんです。

実は大きく分けるとたった3種類なのです^^

それをいろいろな金融機関が、金利や借り入れ条件を変えて提案展開しているだけです。

その3種類とは
 

①変動金利

②固定金利選択型金利

③固定金利

になります。
 

簡単に説明すると、

①変動金利
→金利が変動していくもの。

②固定金利選択型
→最初の一定期間だけ金利が固定されるもの。

③固定金利
→ずっと同じ金利が続いていくもの。

住宅ローン選びというのは、この3種類のうちのどれが自分に最もピッタリ合うかを考えて選ぶだけなんですよね。


今は見た目は低金利です。

これは特に変動金利のことを指しますが、実は長期固定金利は上昇局面に入っています。

アメリカの利上げが影響してきていますね。

しかし日本の経済事情を考えると、簡単に借り入れ金利、引き上げられないですよね。。。


住宅ローン選びに必要な知識について次回、お伝えしていきますね。