マクドナルドに県産材が!

こんにちは!外で飲むとまったく酔わないのに、家飲みすると、ビール一本でふらふらになる代表の小澤雅志です。("`へ´)ゞ
もとから飲む方ではないですが、たまに飲みたくなるときもありますよねヽ(●´з`)ノ.。.☆・゜


# マクドナルドに福井県産材!これはちょっと楽しみですね。

今朝の福井新聞に、なかなか興味深い記事が掲載されていました。

記事は掲載できないですが、個人的に興味ありましたねー


福井県と日本マクドナルドが、県産木材の利用促進に関する協定を締結したというニュースです。

今後3年間で、福井県内に開業する店舗に県産のスギやヒノキを約120㎥使用する計画だそうです。

これはいい取り組みやと思います。

木をふんだんに使ったマクドナルド。どんな店舗になるのか、ぜひ一度見に行ってみたいものです。
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※これはグーグルジェミニで作った画像です※

ただ、この記事を読んで、住宅建築に携わる者として、いろいろと思うところもありました。

## そういえば、以前は県産材をよく使っていました

当社でも、以前は福井県産材を住宅建築によく使っていました。

地元の山で育った木を、地元の住宅に使う。

考えてみれば、ごく自然なことですよね。

ところが、コロナ禍以降、いわゆるウッドショックなどもあって、木材の価格や流通、供給体制など、いろいろなバランスが崩れてしまいました。

その影響もあって、当社でも以前ほど県産材を使わなくなってしまったのが実情です。

もちろん、使いたくないわけではありません。

ただ、実際の住宅建築となると、そう簡単な話でもないんですよね。

## スギという木材の難しさ

福井県産材といえば、やはりスギが中心になります。

スギは軽くて加工もしやすく、昔から日本の建築に使われてきた木材です。

ただ、構造材として考えた場合、少し難しい面もあります。

一般的にスギは、ヒノキなどに比べるとヤング係数が低い傾向にあります。おっと専門用語。。。Σ( ̄口 ̄;)
簡単に言えば、荷重がかかったときに変形しやすいということです。

特に梁や桁など、横方向に荷重を受ける部分では、この違いが重要になります。

最近の住宅では、強度性能や寸法精度が明確な構造用集成材も多く使われています。

もちろん、スギでも適切な強度等級や断面寸法を選べば、構造材として十分に使えますし、集成材だから何でも強いというわけでもありません。

ただ、設計上の合理性やコスト、材料の安定供給まで考えると、どうしてもほかの材料を選ぶことも出てきます。

また、化粧材として使う場合にも、別の難しさがあります。

スギは赤身と白太の色の差が大きく、材によっては少し赤黒く見えることがあります。

これはこれで天然木らしい味わいなのですが、明るくすっきりした色合いを好まれるお客様には、なかなか受け入れられないこともあります。

木目や節の出方も含めて、好みが分かれるところです。

私自身は、木にはそれぞれの表情があっていいと思っています。

とはいえ、家はお客様が暮らす場所ですから、地元の木だからという理由だけでお勧めするわけにもいきません。

このあたりが、なかなか難しいところです。

## では、福井県産材は使われなくなっているのか?

少し気になったので、福井県の林業統計を見てみました。

県産材の供給量は、2019年には約16万4千㎥だったものが、2024年には約19万1千㎥となっています。

あれ?意外と増えているんですね。

ただし、これは住宅用の柱や梁だけの数字ではありません。

製材用のほか、チップ用なども含めた数字です。

つまり、県産材の供給量が増えているからといって、住宅建築に使われる県産材も増えているとは限らないわけです。

むしろ、ここが気になるところです。

福井県には豊かな森林資源があります。

しかし、山に木があることと、それを住宅建築で使いやすい材料として安定供給できることは、まったく別の話です。

伐採して、製材して、乾燥させて、品質を確認して、必要な寸法に加工して、現場に届ける。

当たり前のようですが、この一連の流れがうまくつながらなければ、いくら地元に木があっても、なかなか使えません。

## マクドナルドの取り組みには期待したいですね

そう考えると、今回のマクドナルドの取り組みは、なかなか意味のあることかと。

これから人口減少が進み、新築住宅の着工戸数も減っていくことが予想されます。

住宅だけで木材需要を支えていくのは、難しくなるでしょう。

そんな中、マクドナルドのような身近な商業施設で県産材を使ってもらえるというのは、ありがたい話です。

それに、木材の使い道は柱や梁だけではありません。

内装材や家具、建具など、いろいろな使い方があります。

最近では、福井県と木材・建材流通を手がけるナイス株式会社が協定を結び、大きく育った木、いわゆる大径木の活用などにも取り組んでいるそうです。

これも興味深いですね。

福井の山には、長い年月をかけて育ってきた木がたくさんあります。

せっかく育った木ですから、その特徴を生かし、できるだけ価値のある使い方をしていきたいものです。

## 地元の木を、無理なく使えるようになれば

私は、県産材を使うこと自体が目的になってはいけないと思っています。

地元の木だから、多少高くても使いましょう。

地元の木だから、多少使いにくくても我慢しましょう。

これでは、なかなか長続きしないでしょう。

やはり、品質、強度、価格、デザイン、供給体制など、いろいろな条件を満たしたうえで、自然に県産材が選ばれるようになることが理想だと思います。

そのためには、山で木を育てる方、伐採する方、製材する方、流通に携わる方、そして私たちのように実際に建築で使う立場の人間が、もっと情報を共有していく必要があるのでしょうね。

森林資源を有効に活用することは、地域の産業を守ることにもつながりますし、適切な伐採と植林が進めば、次の世代に健全な森林を引き継ぐことにもつながります。

ただ、それを理想論だけで終わらせてはいけないとも思います。

今回のマクドナルドの取り組みが、単なる話題づくりではなく、県産材の新しい使い道や、品質・流通の改善につながっていけばいいですね。

そして私たちも、地元の工務店として、福井の木を住宅建築にどう生かせるのか、改めて考えてみたいと思います。

それにしても、木を使ったマクドナルドの店舗。

どんな仕上がりになるのでしょうか。

完成したら、ぜひ見に行ってみたいものです。

できれば、どこに福井県産材を使ったのか、わかるようにしてもらえるとうれしいですね。

そんなことを思いながら、今朝の新聞を読んでいました。

大雨で床下浸水。その後、家はどうすればいい?

こんにちは!
ブログを久しぶりに書いて、公開を忘れてしまっていた、代表の小澤雅志です( ̄□ ̄|||)
あまりにいろいろありすぎて、頭が追いつかない状況です。。。


今年は各地で大雨による被害が続いています。

福井でも8月末からの記録的な大雨で多くの住宅が浸水し、9月7日時点では県内で1,200棟を超える建物に浸水被害が確認されています。福井市だけでも住宅362棟、そのうち293棟が床下浸水でした。

当社のお客様でも床下まで水が入った住宅があり、改めて感じるのが、

**「床下浸水は、水が引いたら終わりではない」**

ということです。

### 床下に入った泥をどうする?

現在の住宅で多い「ベタ基礎」の場合、床下がコンクリートなので、流れ込んだ泥が比較的分かりやすく、取り除くこともできます。

ところが昔の住宅では、床下が土のままという家も少なくありません。

この場合、

「今回の水害で入ってきた泥なのか?」
「もともとの床下の土なのか?」

その境目が分からないことがあります。

全部取り除けばいい、という単純な話でもなく、住宅によって対応を考えなければなりません。

### 消毒より、まず清掃と乾燥

浸水すると「すぐ消毒しないと」と考えがちですが、実は大切なのは、

- 泥や汚れを取り除く
- しっかり清掃する
- 十分に乾燥させる

ことです。

厚生労働省も、床下などはまず清掃と乾燥を十分に行うことが重要としています。

汚染の状態などによって消毒が必要になる場合もありますが、最近は各地で水害が重なり、使用する資材や消毒剤の入荷に少し時間がかかることもあります。

### 意外と怖いのが「電気」

もう一つ注意したいのが漏電です。

床下に水が入った住宅では、一部の電気回路だけ漏電することがあります。

特に、屋外から床下を通して電源を引き込んでいる設備などは注意が必要です。

水に濡れた配線や電気設備は、見た目では問題がなくても漏電の原因になることがあります。ブレーカーが落ちるからといって、何度も無理に上げるのはおすすめできません。

### 水が引いてからが、家の復旧の始まりです

床下浸水は、床上浸水ほど大きな被害に見えないかもしれません。

しかし床の下では、泥、湿気、カビ、電気設備など、確認しなければならないことがいくつもあります。

だからこそ、

**「水が引いたから大丈夫」ではなく、一度床下を確認する。**

これが大切だと思います。

もし床下浸水して「何から手をつければいいのか分からない」という場合は、無理に床下へ入らず、まず専門業者へ相談してください。

私たちも今回の水害を通して、改めて住宅を建てた後のことまで考えていかなければならないと感じています。

「古い家は寒い」は本当? 築50年以上の団地を調べた研究から見えてきたこと

こんにちは!毎年やってきてくれるつばめの子育てや大合唱が賑やかすぎて、ついつい話しかけてしまう代表の小澤雅志です(*≧m≦) 

日の出から日の入りまで、かいがいしく世話をする姿は、みていて癒されながらも頭がさがります(●´з`)


先日、大学の先生方による「築50年以上の古い団地の住環境」に関する研究資料を読む機会がありました。

専門的な内容でしたが、住宅づくりやリノベーションを考える上で、とても興味深い内容でした。

「古い家=寒くて住めない」は本当?

今回調査されたのは、1968年(昭和43年)に建てられた築50年以上の団地です。

私とほとんど変わらないです(昭和44年生まれ)


現在の住宅と比べると、

外壁に断熱材なし
アルミサッシ+単板ガラス
気密性能も高くない

という、いわゆる「昔の家」です。
私の実家もこんな感じでした。


「こんな家、冬はとても寒いのでは?」

と思われるかもしれません。

しかし実際に測定してみると、リビングをエアコンで暖房した場合、22℃前後の快適な温度を保つことができていました。

ただし、暖房を止めると一気に寒くなる

部屋によっては、一日の中で9℃もの温度差が生じることも確認されました。

今の住宅で一番問題になっている部分かもしれません


つまり、
「暖房すれば暖かい」

けれど、
「暖房を止めると寒い」

という状態です。

まあ、当たり前のことですが、今の住宅の作り方とは程遠いですね


これは、断熱性能が低いため、せっかく暖めた熱が外へ逃げてしまうからですね。


太陽の熱は思った以上に大きい

この研究記事の中で私が特に興味深かったのは、日射取得の効果です。

南側の窓から日差しが入ることで、室温が自然に上昇していました。

つまり、

家の快適さは、

「エアコンの性能」

だけではなく、

太陽の光をどう取り込むか
熱をどう逃がさないか

によって大きく変わるということです。

これは、私たちが普段から大切にしている「パッシブ設計」の考え方そのものです。

昔の家(さざえさんの家)によくある縁側。
冬の日差しがあるときは、ぽかぽかしてあったかい~

そんなイメージですね。


今回の研究を読んで改めて感じたのは、

「古い家だからダメ」ではないということです。

建て替えることも一つの方法ですが、

窓を変える
断熱性能を高める
気密を改善する
太陽の熱を上手に利用する

こうした工夫によって、既存住宅はまだまだ活かすことができます。


そして何より大切なのは、

「なんとなく暖かそう」ではなく、実際に測定して確かめること。

室温や電気使用量、壁の温度などを数値で確認することで、

「どこを改善すれば、どれだけ快適になるのか」

が見えてきます。

これからの家づくりは「壊して建てる」だけではない

日本には多くの既存住宅があります。

これからは、

「新築か、我慢するか」

ではなく、

今ある住まいを活かしながら、性能を高めていく時代

になっていくのではないかと思います。

私たち小澤工務店も、

「機械に頼りすぎず、太陽や風など自然の力を上手に利用しながら、快適で長く住み続けられる住まい」

を目指して、これからも学び続けていきたいと思います。


弊社も取り組んでいますが「性能向上リノベーション」という言葉をよく耳にします。

しかし、本当に大切なのは断熱材の厚さや数字だけではありません。

「この家で暮らす人が、冬も夏も気持ちよく過ごせるかどうか」

そこを考えながら、一軒一軒の住まいと向き合っていきたいと思っています。

※本記事は、田島昌樹先生らによる「築古共同住宅の室内環境及びエネルギー性能向上に関する研究(その1・その2)」を使用した研修の感想が主です。

賃貸か持ち家か?~老後の住居費から考える家づくり

こんにちは!今年も連休は、何十年ぶりに家にいなかったので、恒例のバーベキューができず、ちょっとさみしかった代表の小澤雅志ですヾ(;´▽`A``

まあたまにはこういうこともあるでしょう(;゜0゜)


家づくりの相談を受けていると、よく出てくるテーマがあります。

「賃貸のままでいいのか」
「それとも、持ち家を考えた方がいいのか」

これは、簡単にどちらが正解と言える話ではありません。

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賃貸には賃貸の良さがあります。
仕事や家族構成、収入、暮らし方が変わったときに住み替えしやすい。
この身軽さは、賃貸の大きなメリットです。

一方で、持ち家には持ち家の良さがあります。

特に大きいのは、
老後の住居費を抑えやすい
ということです。

住宅ローンを払い終えたあと、毎月の家賃を払い続けなくてよい。
これは、年を取ってからかなり大きな安心につながります。

もちろん、持ち家だからといってお金がかからないわけではありません。
固定資産税もあります。
屋根、外壁、給湯器、エアコン、水まわりなど、年数が経てば修繕費や交換費用もかかります。

それでも、住宅ローンが終わったあとに、毎月高い家賃を払い続けなくてよいというのは、老後の暮らしを考えるうえで大きな意味があります。

ただし、ここで大切なのは、
持ち家なら何でもいいわけではない
ということです。

たとえば、5,000万円を金利2%で借りた場合、35年返済では総返済額が約6,956万円、40年返済では約7,268万円になります。
つまり、利息だけで約2,000万円前後を支払うことになります。

これはかなり大きなお金です。

見方を変えれば、その利息分は、老後資金として残せたかもしれないお金でもあります。

だから家づくりは、
「借りられるかどうか」ではなく、
「老後まで含めて無理がないか」
で考える必要があります。

よく、
「今の家賃と同じくらいなら大丈夫」
という考え方があります。

もちろん、それもひとつの目安にはなります。

ただ、家を持てば住宅ローン以外にも費用がかかります。
固定資産税、修繕費、設備の交換費用、保険、将来のメンテナンス。
さらに、教育費や車の買い替え、老後資金も考えなければいけません。

住宅ローンは長く続きます。

35年、40年という返済期間になると、払い終える頃には、今と同じように働けない年齢になっているかもしれません。

だからこそ、家を建てるときは、
今払えるかどうかだけでなく、将来も安心して暮らせるか
を見る必要があります。

もうひとつ、持ち家には賃貸にはない考え方があります。

それは、将来的に
売る、貸す、家族に残す
という選択肢があることです。

賃貸の場合、長く家賃を払い続けても、基本的には手元に資産は残りません。
もちろん、身軽さという大きな価値はあります。

一方で、持ち家の場合は、住宅ローンを払いながらも、土地や建物という資産を持つことになります。

建物の価値は年数とともに下がります。
修繕費もかかります。
売却しようと思っても、必ず希望通りの金額で売れるとは限りません。

それでも、将来的に住み替えるとき、老後に家を小さくしたいとき、あるいは子どもに残したいときに、持ち家には選択肢があります。

住み続けることもできる。
売ることもできる。
貸すこともできる。
家族に残すこともできる。

この選択肢の多さは、持ち家の大きな特徴です。

ただし、そのためには最初の計画が大切です。

無理をして大きな住宅ローンを組む。
将来売りにくい場所に、過剰なお金をかける。
維持管理しにくい家にする。

こうなると、せっかくの持ち家のメリットも小さくなってしまいます。

持ち家が本当に価値を持つのは、
無理のない返済計画で、将来も暮らしやすく、価値が残りやすい家にすること
だと思います。

私たち小澤工務店は、家を建てる会社です。
ですから、持ち家の良さや価値はしっかりお伝えしたいと思っています。

ただ、だからといって、
何でもいいから家を建てましょう
という考え方ではありません。

家は、売る側の都合で建てるものではありません。
住む人の人生に長く関わるものです。

だからこそ、無理な住宅ローンで家計を苦しくしてまで建てるべきではないと思います。

大切なのは、
家を建てることそのものではなく、その家で長く安心して暮らせること。

賃貸が悪い、持ち家が絶対に正解、という話ではありません。

ただ、老後の住居費、住宅ローンの総返済額、修繕費、将来売却できる可能性、そして家族の暮らし方まで含めて考えると、持ち家には大きな意味があります。
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今の支払いだけで判断しないこと。
借りられる金額ではなく、安心して返せる金額で考えること。
家にお金をかけすぎて、老後資金を失わないこと。
そして、将来どう住み続けるか、どう手放すかまで考えること。

これが、賃貸か持ち家かを考えるうえで、とても大切な視点だと思います。

家づくりは、今だけの買い物ではありません。
30年、40年、その先の暮らしまで続いていくものです。

だからこそ、焦らず、無理をせず、
自分たちの将来まで見据えた家づくり
を考えていただきたいと思います。

資材が入ってこない

こんにちは!Amazonでレビューしたら、その調子です!と、なんとなくおだてられてちょっとだけ嬉しかった代表の小澤雅志です(≧ω≦)

2026年4月21日現在、建築業界の資材状況は、かなり深刻です。

まず断熱材。
これはもう、値上げが約40%。
正直、ここまでくると「もう意味がわからない」というのが本音です。

壁紙のクロスは、今のところ在庫自体はあるものの、やはり値上げ。
雨どいについては、塩ビ製なので不足するのではと思っていましたが、雨どい本体そのものよりも、受け金具が入ってこないという状況が出ています。
「そこが入らないのか」と思わず言いたくなるような話です。
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金属サイディングも、相変わらず厳しい状況が続いています。

そして今、特に深刻なのが住宅設備機器です。
ユニットバス、トイレ、このあたりはすでにかなり大きな影響が出ています。
さらに今後は、キッチンや洗面化粧台にも同じような影響が広がっていく可能性が高いと見ています。

一方で、比較的影響を受けにくいのは自然由来の製品です。
たとえば無添加住宅の漆喰のような材料は、値上げはあっても在庫面では比較的安定しています。
こうした状況を見ると、やはりナフサ由来の原材料への依存度の高さが大きく影響しているのだと感じます。

ただ、現場にいる人間としては、どうしても思ってしまうことがあります。
それは、「本当にそれだけなのか」ということです。

もちろん、原材料価格の上昇や物流の混乱、世界情勢の影響があるのは事実だと思います。
ですが一方で、それを理由に供給を絞り、さらに値上げするための空気をつくっているのではないか。
そんなふうに感じてしまう場面があるのも正直なところです。

メーカー側は、原材料が上がれば値上げする。
人件費が上がれば値上げする。
理屈としてはわかります。
でも、そのしわ寄せをまともに受けるのは、私たち現場の会社であり、その先にいるお客様です。

エンドユーザーの手取りは、そんなに急には増えません。
私たち施工側も、簡単に利益が増えるわけではありません。
収入が大きく伸びない中で、仕入れや設備ばかりが次々と上がっていく。
この流れが続けば、家づくりそのものがますます苦しくなっていくのは間違いありません。

今は、とにかく世界の混乱が少しでも早く落ち着いてほしい。
物流や供給が、少しでも以前に近い形へ戻ってほしい。
そう願うばかりです。

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とはいえ、仮に状況が落ち着いたとしても、すでに壊された設備や乱れた供給網、そして積み重なった不安が、すぐ元通りになるわけではありません。
これから先、世の中がどうなっていくのか、不安を感じる方も多いと思います。

それでも、私たちは目の前のできることを一つずつやっていくしかありません。
状況を見極めながら、なるべく良い方法を考え、無理のない形で家づくりを進めていく。
それが今、現場にいる私たちにできることだと思っています。

資材や設備の不安定さが続く今だからこそ、家づくりには慎重さと柔軟さの両方が必要です。
これからも状況を見極めながら、一つひとつ誠実に対応してまいります。

住宅のシロアリ対策はホウ酸が最適(※要注意)

こんにちは!
雪が降るたびに、手放した愛車のジムニーが恋しくなっている、代表の小澤雅志です(≧◇≦)

「やっぱりジムニーの走破性は別格だな...また欲しいなぁ」と、つい思ってしまいます 笑

さて今日は、
長期優良住宅や高性能住宅づくりで、とても大切な「シロアリ対策」 のお話です。
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最近は床下エアコンや床下換気など、
床下の空気を室内に取り込む"パッシブ設計"が増えてきました。

弊社でも、快適性や省エネ性を高めるために積極的に採用していますが、
そのときに必ず考えなければならないのが 床下の安全性 です。

一般的なシロアリ薬剤は
「虫にしか効きません」「安全です」と言われますが、
農薬系の成分で、5年ごとに再施工が必要だったり、揮発や分解の心配もあります。
床下の空気を室内に取り込む家では、正直ちょっと気になりますよね。

そこで当社が採用しているのが ホウ酸処理 です。
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ホウ酸は天然由来の成分で、
✔ シロアリ
✔ 腐朽菌(木材の腐れ)
この両方に効果があります。

木材の中に浸透すると半永久的に残り、
一度施工すれば長期間、構造材を守ってくれるのが最大の特徴。

しかも揮発せず、人体への安全性も高い。

床下空気を利用する住宅との相性は抜群です。

もちろん注意点もあります。
ホウ酸は 水に溶ける性質 があるため、
・施工前に濡らさない
・防水、雨仕舞いを徹底する
・床下の湿気対策をきちんと行う

この「施工品質」がとても重要になります。

多少コストは上がりますが、
家の寿命を考えれば十分に価値のある投資だと私は考えています。

耐震等級3・高気密高断熱・床下エアコン。
これからの高性能住宅には、ホウ酸によるシロアリ対策は"ほぼ必須"の時代かもしれません。

見えない部分ですが、実は一番大事なところ。
ぜひ一度、住まいづくりの選択肢として検討してみてくださいね
(*´∀`*)ノ☆.。.:*・゜

中古住宅の住宅ローン減税の勘違い

こんにちは!
1月だというのに熊の出没情報が出る時代...思わずブルブルしてしまった代表の小澤雅志です
((((;゚Д゚)))

クマもゆっくり冬眠ができない時代。。。人間は自分たちだけの繁栄を見直さないとならないのかもしれないですね。。。


さて、令和8年度税制改正大綱で住宅関連の税制についても発表がありましたね。

また、昨年までに引き続き、窓・省エネ関係の補助金も規模は縮小しつつも継続が決まっています。

今日はまず、住宅の税制の中でも「住宅ローン減税」について、軽く触れておきます。

今年の注目点は「中古住宅の優遇」

昨年までと大きく違うのは、中古住宅の優遇が拡充された点です。
ぱっと見ると、

•子育て世帯・若者夫婦世帯が優遇される
•借入限度額が最大4,500万円
•控除期間が新築と同じく最大13年

と、かなり魅力的に見えます。
「これはとんでもなく大型の減税だ!」と期待してしまいますよね。


ここが重要:性能基準は「購入する住宅の性能」で決まる

ところが、ここで非常に重要なポイントがあります。
それは、この優遇が「購入する中古住宅の省エネ性能(性能基準)」によって決まるという点です。

つまり、住宅ローン減税の拡充を受けるには、購入する時点で、省エネ性能が一定基準を満たしている中古住宅である必要がある、ということです。

「中古を買ってからリノベ」だと、対象にならない可能性が高い

中古住宅を検討する方の多くは、

•立地が良い
•価格が手頃
•買ったあとにリノベして住みやすくする

という流れが王道だと思います。

ところが今回の制度では、購入後に性能向上リノベーションをしても、購入時点で性能基準を満たしていなければ、優遇枠の対象にならない可能性が高い、という点が非常に重要です。

ここを勘違いしている情報が多く出回りやすいので、注意が必要ですね。


正直「誰のための制度?」が分かりにくい...

もちろん、すでに高性能化されている中古住宅や、築浅で性能が高い中古住宅が市場に出ていれば、制度は活きます。

ただ、一般的に流通している中古住宅で、この基準を満たす物件は多くないのが現実です。

その意味で、制度としては良さそうに見えても、「実際に使える人が限られる」という、少し分かりにくい仕組みにも感じます。


もっと実用的な制度にしてほしい

制度自体はほぼ決定事項として、このまま進む見込みですが、実務の目線で見ると、もう少し改善していただきたいところです。

•中古住宅の活性化
•リノベーション市場の活性化
•住宅性能向上の後押し

これらがうまく連動してこそ意味があると思います。

ローン減税を最大限活かすためにも、「中古購入 → 性能向上リノベ」にも柔軟に対応できるような制度になると、より現場に合った形になるのではないでしょうか。

今日はここまでにしておきます。この件については、まだ掘り下げて詳細を確認していかないとならないので、またこちらなどでも書いていくつもりです。

それでは今日もご安全に