資材が入ってこない

こんにちは!Amazonでレビューしたら、その調子です!と、なんとなくおだてられてちょっとだけ嬉しかった代表の小澤雅志です(≧ω≦)

2026年4月21日現在、建築業界の資材状況は、かなり深刻です。

まず断熱材。
これはもう、値上げが約40%。
正直、ここまでくると「もう意味がわからない」というのが本音です。

壁紙のクロスは、今のところ在庫自体はあるものの、やはり値上げ。
雨どいについては、塩ビ製なので不足するのではと思っていましたが、雨どい本体そのものよりも、受け金具が入ってこないという状況が出ています。
「そこが入らないのか」と思わず言いたくなるような話です。
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金属サイディングも、相変わらず厳しい状況が続いています。

そして今、特に深刻なのが住宅設備機器です。
ユニットバス、トイレ、このあたりはすでにかなり大きな影響が出ています。
さらに今後は、キッチンや洗面化粧台にも同じような影響が広がっていく可能性が高いと見ています。

一方で、比較的影響を受けにくいのは自然由来の製品です。
たとえば無添加住宅の漆喰のような材料は、値上げはあっても在庫面では比較的安定しています。
こうした状況を見ると、やはりナフサ由来の原材料への依存度の高さが大きく影響しているのだと感じます。

ただ、現場にいる人間としては、どうしても思ってしまうことがあります。
それは、「本当にそれだけなのか」ということです。

もちろん、原材料価格の上昇や物流の混乱、世界情勢の影響があるのは事実だと思います。
ですが一方で、それを理由に供給を絞り、さらに値上げするための空気をつくっているのではないか。
そんなふうに感じてしまう場面があるのも正直なところです。

メーカー側は、原材料が上がれば値上げする。
人件費が上がれば値上げする。
理屈としてはわかります。
でも、そのしわ寄せをまともに受けるのは、私たち現場の会社であり、その先にいるお客様です。

エンドユーザーの手取りは、そんなに急には増えません。
私たち施工側も、簡単に利益が増えるわけではありません。
収入が大きく伸びない中で、仕入れや設備ばかりが次々と上がっていく。
この流れが続けば、家づくりそのものがますます苦しくなっていくのは間違いありません。

今は、とにかく世界の混乱が少しでも早く落ち着いてほしい。
物流や供給が、少しでも以前に近い形へ戻ってほしい。
そう願うばかりです。

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とはいえ、仮に状況が落ち着いたとしても、すでに壊された設備や乱れた供給網、そして積み重なった不安が、すぐ元通りになるわけではありません。
これから先、世の中がどうなっていくのか、不安を感じる方も多いと思います。

それでも、私たちは目の前のできることを一つずつやっていくしかありません。
状況を見極めながら、なるべく良い方法を考え、無理のない形で家づくりを進めていく。
それが今、現場にいる私たちにできることだと思っています。

資材や設備の不安定さが続く今だからこそ、家づくりには慎重さと柔軟さの両方が必要です。
これからも状況を見極めながら、一つひとつ誠実に対応してまいります。

住宅のシロアリ対策はホウ酸が最適(※要注意)

こんにちは!
雪が降るたびに、手放した愛車のジムニーが恋しくなっている、代表の小澤雅志です(≧◇≦)

「やっぱりジムニーの走破性は別格だな...また欲しいなぁ」と、つい思ってしまいます 笑

さて今日は、
長期優良住宅や高性能住宅づくりで、とても大切な「シロアリ対策」 のお話です。
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最近は床下エアコンや床下換気など、
床下の空気を室内に取り込む"パッシブ設計"が増えてきました。

弊社でも、快適性や省エネ性を高めるために積極的に採用していますが、
そのときに必ず考えなければならないのが 床下の安全性 です。

一般的なシロアリ薬剤は
「虫にしか効きません」「安全です」と言われますが、
農薬系の成分で、5年ごとに再施工が必要だったり、揮発や分解の心配もあります。
床下の空気を室内に取り込む家では、正直ちょっと気になりますよね。

そこで当社が採用しているのが ホウ酸処理 です。
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ホウ酸は天然由来の成分で、
✔ シロアリ
✔ 腐朽菌(木材の腐れ)
この両方に効果があります。

木材の中に浸透すると半永久的に残り、
一度施工すれば長期間、構造材を守ってくれるのが最大の特徴。

しかも揮発せず、人体への安全性も高い。

床下空気を利用する住宅との相性は抜群です。

もちろん注意点もあります。
ホウ酸は 水に溶ける性質 があるため、
・施工前に濡らさない
・防水、雨仕舞いを徹底する
・床下の湿気対策をきちんと行う

この「施工品質」がとても重要になります。

多少コストは上がりますが、
家の寿命を考えれば十分に価値のある投資だと私は考えています。

耐震等級3・高気密高断熱・床下エアコン。
これからの高性能住宅には、ホウ酸によるシロアリ対策は"ほぼ必須"の時代かもしれません。

見えない部分ですが、実は一番大事なところ。
ぜひ一度、住まいづくりの選択肢として検討してみてくださいね
(*´∀`*)ノ☆.。.:*・゜

中古住宅の住宅ローン減税の勘違い

こんにちは!
1月だというのに熊の出没情報が出る時代...思わずブルブルしてしまった代表の小澤雅志です
((((;゚Д゚)))

クマもゆっくり冬眠ができない時代。。。人間は自分たちだけの繁栄を見直さないとならないのかもしれないですね。。。


さて、令和8年度税制改正大綱で住宅関連の税制についても発表がありましたね。

また、昨年までに引き続き、窓・省エネ関係の補助金も規模は縮小しつつも継続が決まっています。

今日はまず、住宅の税制の中でも「住宅ローン減税」について、軽く触れておきます。

今年の注目点は「中古住宅の優遇」

昨年までと大きく違うのは、中古住宅の優遇が拡充された点です。
ぱっと見ると、

•子育て世帯・若者夫婦世帯が優遇される
•借入限度額が最大4,500万円
•控除期間が新築と同じく最大13年

と、かなり魅力的に見えます。
「これはとんでもなく大型の減税だ!」と期待してしまいますよね。


ここが重要:性能基準は「購入する住宅の性能」で決まる

ところが、ここで非常に重要なポイントがあります。
それは、この優遇が「購入する中古住宅の省エネ性能(性能基準)」によって決まるという点です。

つまり、住宅ローン減税の拡充を受けるには、購入する時点で、省エネ性能が一定基準を満たしている中古住宅である必要がある、ということです。

「中古を買ってからリノベ」だと、対象にならない可能性が高い

中古住宅を検討する方の多くは、

•立地が良い
•価格が手頃
•買ったあとにリノベして住みやすくする

という流れが王道だと思います。

ところが今回の制度では、購入後に性能向上リノベーションをしても、購入時点で性能基準を満たしていなければ、優遇枠の対象にならない可能性が高い、という点が非常に重要です。

ここを勘違いしている情報が多く出回りやすいので、注意が必要ですね。


正直「誰のための制度?」が分かりにくい...

もちろん、すでに高性能化されている中古住宅や、築浅で性能が高い中古住宅が市場に出ていれば、制度は活きます。

ただ、一般的に流通している中古住宅で、この基準を満たす物件は多くないのが現実です。

その意味で、制度としては良さそうに見えても、「実際に使える人が限られる」という、少し分かりにくい仕組みにも感じます。


もっと実用的な制度にしてほしい

制度自体はほぼ決定事項として、このまま進む見込みですが、実務の目線で見ると、もう少し改善していただきたいところです。

•中古住宅の活性化
•リノベーション市場の活性化
•住宅性能向上の後押し

これらがうまく連動してこそ意味があると思います。

ローン減税を最大限活かすためにも、「中古購入 → 性能向上リノベ」にも柔軟に対応できるような制度になると、より現場に合った形になるのではないでしょうか。

今日はここまでにしておきます。この件については、まだ掘り下げて詳細を確認していかないとならないので、またこちらなどでも書いていくつもりです。

それでは今日もご安全に