スロープが本当に必要な場合とは

こんにちは!愛車がだんだんとガタついてきたので、そろそろ新しい車を考えないといけないなと思っている、代表の小澤雅志です。

んー、でもとりあえず軽トラでもいいのですけどねw


今日はスロープについてです。

住宅の室内において、バリアフリーが当たり前になってきています。
ただし、これは玄関で靴を脱いで室内に入ってからの話ですね。
言い換えれば、靴を脱ぐまでが案外バリアフリーではありません。

建物の床の高さを道路と同じにすれば、当然バリアフリーになりますが、
それでは水の侵入などの問題が生じます。これは誰でも理解できることでしょう。

したがって、道路から室内の床の高さまである程度の段差が必要です。
しかし、そうなるとバリアフリーとは言い難くなります。

そこで登場するのがスロープです。

スロープは車輪の走行には当然必要ですが、車椅子の場合など自力で走行できるスロープを確保しようと思うと、相当な長さが必要です。

しかもスロープを歩く場合、案外歩きにくいことがあります。

逆にゆるい高さの階段の方が移動しやすいこともあります。

これは個人差がありますが、
例えばパーキンソン病の場合、階段のほうが得意とされています。

簡単に「スロープだから安全だろう」と考えるのは早計で、
住む人とその家族、その人の症状、そして予測される将来の状況などを踏まえ、
十分に考慮する必要があります。

あまり深く考えずに固定したり作ってしまったりすると、
あとでそれを壊さないといけない場合もあるため、慎重に検討する必要があります。

若い時は関係ないと思うかもしれませんが、これは皆が通る道です。
よくよく相談できる人を見つけてくださいね。

今日もお気をつけて!

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