【重要】液状化分布を確認しましょう

こんにちは代表の小澤雅志です

震源地である能登などが注目されるなか
時間が経つにつれ福井県内での地震被害が深刻化していることがみえてきました

ニュースを見るたびに被害の全容が明らかになり
その度に心が揺れ動く思いです

住宅の建築に携わる者として
お客様の命と財産を守るために何ができるか
いま一度襟を正す必要があります


地震に対して脆弱な建物を造ることはもはや許されない時代です

積雪地域での設計上の難しさもありますが
耐震等級2以上 できれば3を目指すべきですね

これについては別途詳しくブログでご説明します

しかしながら丈夫な建物でも
液状化による被害があると家を守るのが難しくなります

液状化に強い土地を選び
その上で地盤の改良工事や強固な基礎作りが欠かせません

新築においてはこれらの対策が特に重要です


リフォームリノベーションにおいては土地変更が難しいため留意が必要です

土地は変えられない
その現実を踏まえ
リフォームリノベーションにおけるアプローチも変わってきます

これに関しても別のブログで詳細に触れていきます


さて
土地選びの基本としてハザードマップを確認することが当たり前となっています

さらに
液状化の危険度に関する情報が
内閣府の防災情報ページに掲載されています。


内閣府の防災情報ページ
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https://www.bousai.go.jp/taisaku/chuogyoumukeizoku/todoufuken.html

石川県の液状化分布図からの教訓
https://www.bousai.go.jp/taisaku/chuogyoumukeizoku/pdf/17_ishikawa.pdf
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これをみると能登半島の内灘やかほくなどでは
相当の液状化被害の可能性が高いことが確認できます

では福井県ではどうか?
https://www.bousai.go.jp/taisaku/chuogyoumukeizoku/pdf/18_fukui.pdf
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坂井平野やあわら方面 北潟湖周辺 三国など
やはりこれらの資料はかなり信憑性が高いといえると思います

安価な建物 そして住みやすさ
これだけで家を建てることのないようしていかなければならないですね